リフォーム施行事例

社会派ジャーナリストであるご主人の希望により、安全で快適に住まうことを目的にリフォームをしました。

築30年以上経過した建物は、現在の建築基準からみると危険な水準にありました。しかし、補強を加えることで建築本来の躯体を生かしつつも、建築基準に適合する快適な生活空間を備えたものに生まれ変わりました。

たとえば、もともと奥様の“城”として設計されていた対面式キッチンに接した居間。こちらは、明るく広々とした居住性の高い部屋になったことで、ご主人が編集者との打ち合わせにこの居間を使用することが増えたそうです。

改築前は別宅の書斎にこもりがちであったご主人が、改築後には「ここは居心地がよくて、仕事がはかどらなくなったよ」と苦笑いするほどだそうです。

対面式キッチンから見たリビング

お子様が嫁がれて二人きりの住まいとなったのをきっかけに、老後を見据えたリフォームをすることに。

まず、床の段差をなくしたユニットバスと洗面所をリビングの隣に併設し、この空間だけで十分な生活ができるだけの機能を持たせました。

さらに、6畳で狭い印象だったキッチンを1畳ほど台形に増築し、庭に面した壁全面に2重ガラスのサッシを取り付けました。

これにより、キッチンの戸を開けてまず目に飛び込んでくるのは、手入れの行き届いた四季の草花。お茶の先生でもある奥様が丹精込めて手入れしている庭の草花を、キッチンにいながら1枚の絵のように楽しむことができます。以前よりもずっと開放的な印象になり、ゆとりが生まれたことで、これまで以上にお庭の手入れが楽しくなることは間違いないでしょう。

友達の多いご夫婦が「友達が集まりやすい環境作り」を目的に、リフォームを依頼されました。

そこで、築20年の家屋の1階部分を多目的ホールに変更し、キッチンにはプロ仕様の什器を導入。使いやすくなったキッチンでご主人が焼くパンは、お友達にも大好評だそうです。

エクステリアでは、庭にデッキを増設し、駐車スペースも広げました。今回のリフォームはお友達の評判もよく、遊びに来た方がつい長居したくなる家になったようです。

さらに、室内の建材にすべて無垢材を使用したため音響効果が向上。プロのピアニストからも「音の響きがよい」と評判も上々で、「コンサートを開催したい」という依頼までがくるようになりました。